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イワトコナマズ

Silurus lithophilus (Tomoda 1961)

ナマズ目ナマズ科

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解説

60cmほどになる、琵琶湖水系固有種。とりわけ岩礁地帯を好み、琵琶湖ではこうした環境のみに見られる。琵琶湖の沿岸でも通常はかなりの深部に生息しており産卵期以外で浅い場所で見かける機会は少ない。肉食性で夜行性。

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▲頭部の様子。目が真横に付いているだけでなく飛び出している。頭部は目から顎先までの距離が長い。オスは頭部の幅が狭く細長い感じに見えることがある。

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▲卵。黄褐色で粘着性が無い。冷たい沿岸の岩礁地帯に転がるが波によって礫の奥底に沈む。

▲孵化1カ月過ぎの個体。この頃にはもう目は横に飛び出している。

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▲8cm程の個体。頭部は他のナマズ属より小さく見える

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未成魚(18cm程)。体表には真っ黒な体色をベースに、鮮やかな黄金色のブリキ模様がある。(滋賀県産)

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成魚。45cmほど。5月、産卵のため接岸したオスの個体。でっぷりしている外観の為、一見メスのように見えるが、イワトコナマズは体高があり腹が丸く見える種類でもある。

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