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■コウライギギ
Tachysurus sinensis Lacepède, 1803
ナマズ目ギギ科
(特定外来生物)
解説
大きさは30cmほどに成長する。中国大陸や朝鮮半島などに分布する国外の種類で、日本には帰化したものが関東を中心に見られる。2016年に特定外来生物に指定さている。肉食性で夜行性。日本に産するギギ類と比較してやや泥っぽい環境を好む傾向がある。在来種との競合による悪影響は今のところ知られていない。
幼魚(千葉県)。大きさは6cmほど。この頃は特にはっきりとした模様が顕著で、ギギやギバチよりも派手な印象。目が大きく背鰭と胸鰭がよく目立つ。
成魚(千葉県)。20cmを超えた個体。このサイズでも模様が顕著。腹は黄色味が強く背鰭と胸鰭の棘が太く、海外のハマギギ科やドラス科のナマズに近い容姿をしている。
口髭は4対計8本。口は大きく大きな獲物を飲み込む。
とにかく背鰭と胸鰭の棘が太く、色も白っぽいので良く目立つ。頭骨もよく発達しているのが見えるので重圧感がある。どの位置から見ても吻は尖っている。
人懐っこい性格で、ギギよりもボーっとしている事が多い。
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